台湾には世界遺産がひとつもありません。

台湾には、日本統治時代に八田與一技師が建造した烏山頭ダムや、雄大な景観の太魯閣渓谷など、ユネスコの世界遺産に登録されるべき文化遺産、自然遺産が数多くあります。しかしながら、台湾は国連から国として認められていない為に、申請すら行えず、これらは現在も世界遺産として一箇所も登録されていません。
本来、人類が共有すべき普遍的価値をもつ財産を国の枠組みを超えて守ろうとするのが世界遺産の精神ですから、この台湾への対応は矛盾していると言わざるを得ません。
世界の殆どの国から国家として認めてもらえない台湾にとって、世界遺産登録を通じて、その文化、歴史、自然、土地について他国の人々に関心をもってもらい、深く正しく知ってもらうことは、想像以上に重要な意味をもっています。我々は台湾を愛する隣人として、地球市民の一員として、この現状を正そうとするものです。


会員の皆々様へ

全国的に寒さが続いておりますが、春を予感する陽差しが時おり差し込む季節になりました。皆様いかがお過ごしでしょうか?
日頃、当会の活動にご理解とご支援をいただき、心より感謝を申し上げます。

さて、2013年に「日本から台湾の世界遺産候補地を応援する会」を設立してから、おかげさまで今年は5年目を迎えようとしております。
この間、多くの方々のご支援をいただきましたにもかかわらず、十分な活動ができず、特に2017年度は会員の皆様向けの楽習会やイベントなども滞りがちで、大変ご迷惑をおかけしましたこと、役員一同、お詫びを申し上げます。

すでに皆様へお知らせしましたように、2018年2月3日に総会を開きました。席上、従来の活動を全面的に見直し、新しい役員のもとに再スタートを切ることにいたし、創設以来の代表理事辛正仁に代わり、理事平野久美子がしばらく代表を務めさせていただきます。具体的な活動方針などは、来る4月に会員の皆様に改めてご挨拶を兼ねてお知らせいたしますので、もう少々お待ちください。

新体制に向けて、調整すべきこと、準備すべきことが多々ありますが、4月からは心機一転、会員の皆様のお声を大切にしながら、台湾の文化資産局、交通部観光局、およびJATA(日本旅行業協会)とも連携をして、当会独自の現地スタディーツァーの実施、候補地がある台湾の地元の方々との交流、会員同士の親睦会および学習会、国内スタディー遠足など、会員の皆様との絆を深める催しを計画。簡単ながら、会報誌(不定期刊)もお手元に届くよう、準備をしております。
そうした一連の活動を通じて、台湾の文化や歴史をさらに学び、知られざる魅力を日本から発信できるよう、活動を進めたいと思っております。

なお、この3月には、新理事らが中心となり、台中市にある文化部文化資産局への表敬訪問も実施いたしますので、またこのサイトやフェースブックを通じてご報告をさせていただきます。
なかなかご期待に添えず心苦しく存じますが、今後ともどうぞよろしくご支援いただきますよう、心からお願い申し上げます。

第5期代表理事  平野久美子


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