台湾には世界遺産がひとつもありません。

台湾には、日本統治時代に八田與一技師が建造した烏山頭ダムや、雄大な景観の太魯閣渓谷など、ユネスコの世界遺産に登録されるべき文化遺産、自然遺産が数多くあります。しかしながら、台湾は国連から国として認められていない為に、申請すら行えず、これらは現在も世界遺産として一箇所も登録されていません。
本来、人類が共有すべき普遍的価値をもつ財産を国の枠組みを超えて守ろうとするのが世界遺産の精神ですから、この台湾への対応は矛盾していると言わざるを得ません。
世界の殆どの国から国家として認めてもらえない台湾にとって、世界遺産登録等を通じて、その文化、歴史、自然、土地について他国の人々に関心をもってもらい、深く正しく知ってもらうことは、非常に重要な意味をもっています。我々は台湾を愛する隣人として、地球市民の一員として、広く台湾の文化や自然の普遍的価値を伝え、ユネスコの平和理念の実現に貢献します。

台灣沒有任何一個世界遺產

台灣有著日本統治時代時由八田與一技師所建造的烏山頭水壩、雄偉景觀的大魯閣溪谷等等許多應該被列為世界遺產的文化遺產、自然遺産。但因為台灣未被聯合國認定為一個國家,因此直到現在仍無法登錄世界遺產。

原本,世界遺產的精神是超越國的框架來守護全人類應該共同擁有的財產,但不得不說對台灣的應對方式卻是矛盾的。要讓幾乎不被世界上其他國家認為是一個國家的台灣來說,透過列入世界遺產的方式,讓其他國家能夠正確且深入了解到台灣的文化、歴史、自然、土地是比我們想得還要更具有重要意義的事情。我們作為深愛台灣的鄰居、作為同是地球上的居民的一員,希望能盡一份心力。

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会員の皆々様へ 各位會員敬啟

今期より初代代表理事 辛正仁氏、二代目代表理事 平野久美子先生からバトンを受け継ぐことになりました。
会員の皆様のご理解ご協力と理事の皆様に支えて頂きながら微力ではございますが会の発展と日台の交流絆づくりに努力させて頂きます。

当会はここ数年、台湾世界遺産候補地を訪ねるスタディツァー、事前に候補地を学ぶ“楽習会”の開催や国内世界遺産を巡る“遠足”、そして美しいカラー写真満載の会報“恵風”の発行など活動の軸を固めてまいりました。一方春先から流行している新型コロナウィルス禍のため大好きな台湾へ行くことができない状況で、一体今何ができるのか? いや今やれることはきっと今しかできないことだと信じてまず行動したいと思います。
私たちは台湾の素晴らしさをよく知っています、そういう人ばかりです。しかしそれをただの物知りの台湾好きで終わらせるのではなく、回りの誰かに伝えていきませんか? さあ今こそ当会のモットー “学んで旅する、旅して学ぶ” をご一緒しましょう!

 

我從初代代表理事 辛正仁氏、第二代代表理事 平野久美子老師那邊接下本期的接力棒。
有各位會員以及理事們的支持與鼓勵,我會盡我的微薄之力來為本會的發展,以及建造日台交流的羈絆而努力。

本會在這數年間舉辦許多探訪台灣世界遺產潛力點的學習之旅、事前學習潛力點的“樂習會”等,走訪國內世界遺產的“遠足”以及發行放滿美麗的彩色照片的會報“恵風”等活動為主軸。另一方面由於從春天開始流行的新型冠狀病毒的原因,導致無法前往最喜歡的台灣,這樣的情況下,現在又該如何前進呢?但即使如此,我相信一定也有只有現在才能做到的事情。

我們全都是非常了解台灣的美的人。但並不是只做個台灣通就結束了,想不想讓更多的人知道呢?

現在正是與我們一起“學習中旅遊、旅遊中學習旅”的最棒時機!

第8期代表理事  八田修一